機械系 原子力発電関連の開発・設計業務

東芝
Full-time
On-site
横浜市磯子区, 神奈川県, Japan
¥500,000,000 - ¥1,100,000,000 JPY yearly

募集背景

世界初、日本初の技術と製品を数多く生み出し、技術革新で日本の社会・文化に貢献してきた東芝グループ。東芝エネルギーシステムズはその東芝グループの注力分野であるエネルギーソリューション事業を担う会社として、電力の安定供給と、カーボンニュートラルの実現に向けて事業を推進しています。
東芝エネルギーシステムズのパワーシステム事業部では、エネルギーソリューション事業の一層の事業拡大に向け、基盤領域の強化を図るべく技術人員の募集を行います。

仕事内容

【詳細】
①原子力熱システム設計:
・国内再稼働タービンシステム設計
 -国内再稼働の早期実現に向けたタービンシステムのエンジニアリング推進及び国内短中期案件にフォーカスした受注活動を担う
・ディーゼル発電(DG)/ガスタービン発電(GTG)システム設計、燃料輸送貯蔵システム設計
 ー国内原子力発電のDG/GTG及び燃料輸送貯蔵システムのエンジニアリング推進および国内短中長期案件にフォーカスした受注活動を担う 

②原子力プラント設計:
・原子力発電プラントの配置・建築設計エンジニア、配管設計エンジニア、耐震設計エンジニア
・福島第一原子力発電所の燃料デブリ取出しに向けた、配置・建築エンジニア(サブリーダクラス)
※福島第一原子力発電所の燃料デブリを安全に取り出すための工法検討に配置・建築・土木技術の観点から関わり、全体とりまとめ、プロジェクト推進を行う。
・原子力発電プラント空間設計に関わるCAD/CAEシステム開発のサブリーダ
 (3D-CAD/レーザースキャンを活用したプラント設計CAE、プラントデータを用いたCPS(*)ビジネス創出、各種画像処理技術)
※原子力関連施設特有の要求事項、構造とプラントシステム成立性と経済合理性を両立させる等の対立要求の課題を解決し、プラントを仕上る他、コンセプトの発想・立案から詳細設計、運開後、廃炉に至るまで幅広い技術に触れてご自身のアイデアを形にする中でキャリアを形成可能です。
(*)CPS:Cyber Physical System

③原子力機械システム設計:
・空調・火災防護システム(系統)、燃料貯蔵・輸送・取り扱いシステム、遠隔技術・ロボティクス技術
・福島第一原子力発電所の燃料取り出し・燃料デブリ取出しに向けた、遠隔技術・ロボティクス技術
・保全業務のデジタルトランスフォーメーションを推進する設備診断・情報システムやサービスの設計・開発
原子力プラントの補修保全・非破壊検査の技術
・材料に関する評価、開発、及び関連技術とりまとめ、福島第一原子力発電所の燃料デブリ性状に関する研究開発

(変更の範囲)会社の指示する業務
 ※業務上必要があるときは異動を命ずることがあり、その場合は異動先の定める業務

求めるスキル・経験

【必須】共通
 理工系の基礎的な知識、思考能力(原子力、機械工学、物理、金属/材料、電気・電子、制御、情報、ソフトウェア、土木、建築工学等のいずれか)
現職も含め1社につき5年以上のエンジニアリング経験

【尚可】共通
・ 発電プラントの設備に関する業務経験のある方
・ コミュニケーション能力に優れ、リーダーシップを発揮できる方
・ 交渉力やチームをまとめ上げることに意欲があり、プロジェクト管理を主導することに興味がある方
・ 柔軟な発想ができる方

※以下、①~③業務毎に記載
① 高い目標を持って挑戦するチャレンジ精神のある方
② プロセスプラント系の情報管理、システム開発に興味がある方
ソフトウェアだけでなく、現場の作業にも興味のある方
学会・研究会等での発表経験がある方。国際会議での発表、論文投稿の経験があれば、なお良い
3DCAD、データベースの運用・開発の経験、プログラミング(C++、C#、Visual Basic)等の経験があればなお良い。
③英語の素養のある方

求める語学力

・日常会話レベル

求める人材像・ターゲット年齢層

・当社のビジョンに共感いただける方
・大学卒以上

募集部門からのPR(魅力・やりがいなど)

※①~③業務毎に記載

①国内原子力発電所のタービンシステムと非常用発電システムの設計、システムを構成する機器の設計・調達および技術開発を統括する部門です。この分野において、建設プラントの基本計画から、設備納入後のメンテナンスまでの技術を統括します。お客様と接する機会があり、お客様に喜んで頂くことで達成感ややりがいを得ることができます。
他分野からの中途採用者も在籍しており、部門教育やOJTにて、原子力未経験者でも活躍いただいております。

②「原子力プラント設計」は、「原子力のプラントを作る」にあたっての中心的な存在です。GX実行会議で一定の方向性が示された原子力プラント新設に当たっては、実際の「プラントづくり」で中心的な役割を果たします。
弊部では、技術領域として配置・建築、配管・弁設計、耐震設計、CAE技術をベースとしておりますが、高いプロジェクト遂行能力、リーダーシップを有するメンバーが原子力プラントの再稼働を目指して関連部門を統率しながらプロジェクトを推進しております。
その一方で、3DCAD、FEMソフト等のデジタルエンジニアリングツールの刷新や蓄積したデータを活用したCPSビジネスへの展開を強化・推進する中で、次世代に向けたシステム構築も進めており、新たなアイデアが採用されている中で、ご自身の理想や考えを形にして次の時代の基盤構築に携わる事が出来ます。
 (*1)GX:グリーントランスフォーメーション、(*2)CPS:Cyber Physical System

③福島復興対応をはじめ、カーボンニュートラル達成のための原子力発電の稼働など幅広い分野で機械システム全体の構想を検討する上流設計を担い、顧客の期待を超える価値を提供しています。柔軟な思考が生かせる分野です。

【参考】
■原子力事業について
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/nuclearenergy/about.html

■東芝レビュー最新号『カーボンニュートラルやエネルギー安定供給に貢献する原子力技術』
https://www.global.toshiba/jp/technology/corporate/review/2023/03.html

以上