世界初、日本初の技術と製品を数多く生み出し、技術革新で日本の社会・文化に貢献してきた東芝グループ。東芝エネルギーシステムズはその東芝グループの注力分野であるエネルギーソリューション事業を担う会社として、電力の安定供給と、カーボンニュートラルの実現に向けて事業を推進しています。
東芝エネルギーシステムズのパワーシステム事業部では、エネルギーソリューション事業の一層の事業拡大に向け、基盤領域の強化を図るべく技術人員の募集を行います。
【詳細】
①原子力システム設計:
原子力発電プラントの将来炉設計、原子力システム設計、原子炉機器・補助設備の機器設計、点検・保全に関連した以下の開発・設計業務
・ 原子炉機器(原子炉圧力容器、炉内構造物、制御棒等)の設計や、点検・保全
・ 原子炉に関わる系統およびそれに関連した機器
・ 原子炉格納容器に関わる系統およびそれに関連した機器
・ 原複数の機器、装置から構成される全体システム(系統)
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②原子炉設計(安全設計、炉心燃料設計):
原子力発電プラント(将来炉含む)の炉心・安全システム設計、解析評価、プラントリスク評価および放射線安全に関連した以下に関する、研究、開発、計画、設計などの業務
・ 原子力発電所の安全解析・評価(過渡、事故、動特性、過酷事故)
・ 確率論的リスク評価、遮蔽設計、被ばく評価
・ BWR炉心燃料設計(機械設計、核設計、炉心・熱水力設計)
・ BWR新型燃料技術開発
・ 建屋内熱流体解析
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③原子力先端システム設計:
高温ガス炉のプラントの設計業務及び、設計部取りまとめ部門として他設計部、協力会社との協議調整を含むプロジェクト業務
適性を判断して以下の業務のうち適切な業務に従事いただきます
・高温ガス炉安全解析・評価
・熱交換器の性能設計・サイジング検討
・ヘリウム、水・蒸気系及びユーティリティ設備の系統設計
・プラント制御・電気・計装システムの概念設計
・空気や水冷却器の伝熱流動解析及び設計
・機器の耐震・構造解析評価
(変更の範囲)会社の指示する業務
※業務上必要があるときは異動を命ずることがあり、その場合は異動先の定める業務
【必須】共通
理工系の基礎的な知識、思考能力(原子力工学、機械工学、物理等、電気工学、材料、流体、ソフトウエア技術等)
現職も含め1社につき5年以上のエンジニアリング経験※②は3年以上の経験
【尚可】※①~③業務毎に記載
①コミュニケーション能力に優れ、リーダーシップ性やチームを取り纏める能力、交渉力のある方、英語の素養のある方
②原子力発電所の安全設計、炉心燃料設計、プラントリスク評価、被ばく・遮へい設計経験のある方。外国人とのコミュニケーションを苦にされない方、海外経験のある方。
③ISO9001に基づくエンジニアリングスキル経験/耐震・構造解析コードの操作スキル及び評価の知識・経験
・日常会話レベル
・当社のビジョンに共感いただける方
・大学卒以上
※①~③業務毎に記載
①国内の沸騰水型原子炉(BWR)プラントの再稼働計画が具体的に進められており、弊部門では、顧客が国へ提出する認可申請書類の作成やコメント対応の支援や、国の安全要求を満たした安全対策設備のシステムや機器の設計から、社内工場や機器製造ベンダーへの発注、製造管理、出荷。現地発電所での機器据付、試験法案策定までの一連のエンジニアリングを担当しています。
またカーボンニュートラルとエネルギー安全保障を可能にする革新軽水炉iBRの推進、サプライチェーンとの協業も重要業務です。
柔軟な思考が生かせる職場ですので、積極的に主要な仕事に携わり、自らの実力を発揮していただきたい。
国や規格協会、国家プロジェクトへの参画、新規技術の開発、また社内外との協業・交渉を経て、自分の設計指針を国の方針や規格にまで意見することもできる、やりがいがある上流設計部門です。
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②再稼働審査対応の解析評価、安全性向上に向けた開発・提案業務、中長期ビジョンに沿った国家プロジェクト等での技術開発を主業務としています。炉心・安全設計のコア技術を駆使した原子力発電の安全を担う業務を通じ、エネルギーの安定供給及び安全性の更なる向上で社会貢献を図り、将来に渡るプラント価値向上への創造で、持続可能な発展を生む社会インフラを支える技術者組織を目指しています。炉心燃料、安全解析分野の技術力に立脚した設計の中核組織として、個人と組織の成長を実感し、事業・社会へ貢献できるやりがいのある職場です。
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③既設炉、開発炉、先進サイクルのグループで構成されており、設計部もの中でも開発技術を担う部署として開発マインドの高いメンバーが集結しています。
我々は高温ガス炉を発電だけではなく熱利用や水素製造といった多目的利用を通じてカーボンニュートラルに貢献していきたいと考えており、2022年から炉心や発電系だけでなく、固体酸化物電解セルをつかった水素製造プラントの設計に注力していきます。高温ガス炉は炉心からヘリウム循環系、熱交換器、蒸気発生器、水素製造プラントと系統も技術も多岐にわたる設計領域があり、弊部門のメンバーだけではなく、他設計部、研究所と役割を分担し、協力していくことが不可欠です。このやりがいのある業務にあなたも加わり、社会にクリーンエネルギーを提供するを一緒にやりませんか!
【参考】
原子力事業について
https://www.global.toshiba/jp/products-solutions/nuclearenergy/about.html
以上